忍者ブログ
3年と少しのイタリア留学を終え、2008年より日本に拠点を戻しました。仕事との両立に悪戦苦闘しておりますが、皆様が応援してくださるかぎり、ピアノを弾き続けていきたいと思っております♪ こちらのブログでは、音楽のこと以外にも、感じたこと・思ったことなども綴っていきたいと思います。
Posted by - 2024.04.20,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by Yuka Ota - 2011.08.20,Sat
大変ご無沙汰しております。いつも楽しみにしてくださっていた皆様、大変申し訳ございません。時間の経過とともに、このブログの存在を忘れられているのを覚悟で(?)書いております。

転勤をきっかけに関西での生活が始まって、ちょうど2年4ヶ月が経ちました。
「ゆかちゃんが関西で生活?!そんなの絶対にムリムリ!」…数名の友人に言われながらの生活開始からしばらく経ち、何とか生活しております。生活をするのは初めてでしたが、それまでの数少ない関西での縁が全て、現在の業務と繋がり、「人生って面白いなぁ…」そんなことを思う日々です。そして、新たな方々との出会いや縁も、1つ1つ貴重に感じております。

とはいえ、演奏活動自体は、その少ない縁の中では、現在の私の容量では思うように進めることができず、オフィシャル的には休止状態でしたが、実は細々と挑戦を続けておりまして、ようやく新たなきっかけを掴むことができました。
今秋に、スカパー!「ECO MUSIC TV」内にてCM出演させていただきます。今月、オーディション本選で最優秀賞をいただき、約1ヶ月に渡って30秒ほどのCMが20回放映予定です。まだ概要しかご紹介できませんが、久々の私の音をお聴きいただけましたら幸いです。
詳細が分かりましたらまたお知らせいたします。

また、フォルテピアノのミニコンサートも企画中(模索中…)です。
年齢とともに、でしょうか…いろいろな意味での体調管理の難しさも思い知らされ、またしばらくは多くの更新はできないと思いますが、『イタリアでの思い出』も含め、月2回は更新できるようにしたいと思います。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
PR
Posted by Yuka Ota - 2008.12.30,Tue
演連コンサートSAPPORO 7『太田有香ピアノリサイタル』
リサイタル情報はこちら  http://www.jfm.or.jp/concert/spr_7.htm
リサイタルに関する記事  http://mainichi.jp/hokkaido/muse/news/20081229ddlk01040136000c.html
(毎日新聞 2008年12月29日(水) 北海道地方版)


大変ご無沙汰しておりました。
いつものことながら(言い訳にしかなりませんが…)、バタバタを理由にサボって、いや、更新がなかなかできませんでした。

さて、12月27日(土)に、「Soave Concento Vol.2」を東京・めぐろパーシモンホールにて開催いたしました。4月に札幌コンサートホールにて開催した同コンサートの第2弾です。
今回は幼なじみ3人での開催でした。また改めてご報告等させていただきたいと思いますが、まずは当日お越しいただいたお客様へ、この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

みんな普段の仕事をしながらの準備で、本当に大変だったと思います。私自身も、綱渡りのような状況で、特に今月は出張も多く、練習時間を見つけることが大変でした。それでも何とかして少しでも時間を確保するために、移動先に到着後スタジオを借りて練習し、宿泊先への到着が深夜になることも多かったです。事務的な準備も前日の夜までかかってしまいましたが、とにかく無事に終えられたことは本当に嬉しく、本当に感謝しております。
また、今月は体調管理もうまくできず、何年も前に歯の神経を抜いた部分の猛烈な痛みと、舌にできた口内炎のせいで、食事をするのも話すのも辛い時期がありました。出張中だったので、尚更辛かったし、他の方々にも迷惑をかけたと思います…。
そして、現在は風邪と熱とひどい喉の痛みで寝込んでいます…(気が緩んだのでしょうか…インフルエンザではないと思います)。2週間後に迫っているリサイタルの準備があるので、気が緩んでいる場合ではないのですが、仕事も休みなので、2009年へ向けて、少しの間体力を充電したいと思います。

でも、年賀状書きが残っているので、本当はあまりゆっくりしていられません…!年内にはポストへ投函するつもりです!
…あぁ、プリンターの黒インクが切れているのを忘れていて、印刷ができません…。買いに行かねば!
Posted by Yuka Ota - 2008.07.15,Tue

先日、日本演奏連盟のオーディションを受験し、合格しました。
来年1月、リサイタルを開催させていただく事になりました。

≪演連コンサートSAPPORO7≫
太田有香ピアノリサイタル
2009年1月12日(月・祝) 18時30分開演
札幌コンサートホールKitara 小ホール

プログラム
W.A.モーツァルト(リスト編曲):「レクイエム」より <呪われた者どもを罰し><涙の日> S.550
W.A.モーツァルト:ピアノソナタ第8番 イ短調 K.310
スカルラッティ:ソナタ K.406/L.5 ハ長調、K.380/L.23 ホ長調
リスト:ペトラルカのソネット第123番~我は地上に天使を見た(巡礼の年第2年「イタリア」 S.161より)
リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171
   * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
マルコ・エンリコ・ボッシ:うわさ話 Op.77
ワーグナー(リスト編曲):「トリスタンとイゾルデ」より イゾルデの愛の死 S.447
ドニゼッティ(リスト編曲):「ランメルモールのルチア」と「パリジーナ」の2つの主題による奇想的ワルツ S.401
ラヴェル:ラ・ヴァルス~舞踏詩


このような機会を与えていただけて、本当に本当に感謝しております。
日々精進してまいりますので、何卒よろしくお願い致します。

このプログラムをご覧くださった方の中には、私がリストの作品をプログラムに組んだ事に驚かれている方もいらっしゃると思います。今までは、フランスものが中心でしたからね…。今でもフランスもの好きは変わっていませんが(笑)、イタリアに留学して、本当に様々な分野を勉強し、イタリア語で論文を書き、いろいろな方からアドヴァイスをいただき、今新たに、また改めて挑戦してみたいものが出てきました。お客様に楽しんでいただけるプログラムを、と思い、毎回何度も何度も見直して組んでいきますが、今回は私自身の挑戦でもあるかもしれません。そして、その挑戦は、一生続いていくと思っております。
2004年1月12日にイタリアピアノコンコルソがあり、留学の機会を与えてくださいました。その日からちょうど5年、私自身が成長しているかどうか…そこは自信がありませんが、いろいろと鍛えられたと思っています。コンクールの時の審査委員長でもあった、今は亡き中川牧三先生(日本イタリア協会会長)が、ボローニャでの卒業試験にいらしてくださり、とても褒めてくださった事は忘れられません。1世紀以上も生きてこられた方からのお褒めの言葉は、本当に重みのあるものでした。
実は、今年4月に出演した札幌での演奏会の宣伝を兼ねて、3月中旬に毎日新聞に記事を掲載していただき、これからも常に感謝をしつつ頑張っていかなくてはならないなと思っていたのですが、その何ページか後に中川先生の訃報の記事が掲載されていました。本当に驚きましたし、信じられませんでした。
中川先生へ向けて、卒業試験でも演奏した「レクイエム」を、心を込めて演奏したいと思い、勝手ながらも冒頭に入れさせていただきました。


オーディションの結果のご連絡をいただいた時、ちょうど中学の時からの友人と一緒に過ごしていました。結果が分かった後、お祝いをしてくれて、さらにお店の方まで、上の写真のようなサプライズを企画してくださり、とても感激しました!

頑張るぞ
Posted by Yuka Ota - 2008.07.06,Sun

6月15日(日)、神奈川県三浦市・ソノラスコート油壺にてコンサートをさせていただきました。
このきっかけを作ってくださったのは、大学時代より大変お世話になっている高見さん(芸大の同期のお母様)です。昨年イタリアから一時帰国していた時に1度、高見さんと共にソノラスコート油壺へお伺いする機会があったのですが、その時に「フィルム・コンサートっていいかもね!」というお話になり…今回の企画ができあがるきっかけとなったのです。写真を撮るのが好きな私にとって(自己満足ですが…笑)、大変嬉しい企画で、その後イタリアに戻った際にも、このコンサートに合わせて、いろいろな風景を撮影してきました。
当日は、数々の写真の中から、それぞれの曲に合わせて厳選し、それらを自ら映像化させ、演奏と共にお楽しみいただきました。
五十川様、当日お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。

当日のプログラム ※〔 〕内は映像のテーマ
スカルラッティ:ソナタ K.9/L.413ニ短調、K.380/L.23ホ長調 〔空〕
モーツァルト:ピアノソナタ第8番K.310 イ短調 〔ボローニャ〕
プーランク:愛の小径(太田有香編)、エディット・ピアフを讃えて 〔フランス〕
ワーグナー=リスト:「トリスタンとイゾルデ」より イゾルデの愛の死 〔海〕
ラヴェル:ラ・ヴァルス 〔ヴェネツィア〕

(アンコール)
オ・ソーレ・ミオ(太田有香編)

当日は、自分のパソコンを持ち込んで、直接プロジェクターへ接続して放映したのですが、パソコンがご機嫌ななめだったのか(もう大分古くなりましたし、イタリア滞在中もよく持ち歩きましたし…)、立ち上がるまでに非常に時間がかかり、さらに開始直前にも不具合で、準備の間、急遽高見さんに前座をお願いする事となってしまいましたが、お客様にはとても楽しんでいただけたようで、写真も大好評でした。
特に、アンコールの「オ・ソーレ・ミオ」の演奏が終わるのとほぼ同時に、上のゴンドラの写真がスクリーンに映し出された時には、あまりにも雰囲気がバッチリと合い、私自身も感動してしまうほどでした(こればかりは計算して合わせられるものでもないので…)。

リクエストもあり、ぜひまた次の機会にも「フィルム・コンサート」を行いたいです。まだまだネタは沢山ありますし(笑)、北海道の風景の写真も織り交ぜていけたらいいなと考えております。

当日紹介した写真〔空〕〔海〕の中から3枚ずつ掲載いたしますね

  
  

そうそう!〔海〕の中では、三浦の海の写真も何枚か混ぜてみました(笑)。演奏後に種明かしをし、全く気付いていらっしゃらなかった方や、「気付いたわ!」という方もいらっしゃり、なかなか楽しいものとなりました。


三浦は、私にとって北海道の次に落ち着く場所です。イタリアの大自然よりも素敵な風景だと思っています。三浦で取れるお野菜も、とても甘くて美味しいんですよ。にんじんが苦手な私でも、葉まで食べれるくらい美味しいんです。まぐろのしゃぶしゃぶも最高です。…三浦に出掛ける度に、高見さんのご家族には大変お世話になっております。いつもありがとうございます。

この日は、お嬢様のお友達も交えて、なんちゃって3姉妹と化し(本物の長男は留学中で留守…)、父の日(なんちゃって父)&お嬢様のお誕生日&コンサートの成功、その他諸々のお祝いをしました。
…結局、次の日はほとんど寝ずに直接勤務先へ8時には出社し、さらに久々に管楽器との合わせがあり、帰宅は22時過ぎ、そして翌日からは3泊4日で静岡県へ出張というスケジュールで、帰宅後の週末はさすがにバテましたでも、写真を整理しながら、イタリアでの生活を振り返ったり、ビデオを整理しながら当時の同居人達の事を思い出したり…私自身、とても楽しく、懐かしかったです。そして、私の演奏で喜んでくれる方々がいる限り、どんな事があっても、どんなに忙しくても、弾き続けていこうと思いました。
これからも、休日返上で頑張ります!
Posted by Yuka Ota - 2008.02.12,Tue

2月5日に、赤坂の一ツ木通り沿いにある「Casa Classica」主催の3ユニッツナイト☆にて演奏させていただきました。

DSCN9737.jpg DSCN9738.jpg








当日の様子は、Casa ClassicaさんのHP内のブログでもご覧いただけます(あと1週間ほどですが…)。

当日のプログラムは…

オープニング(サティ:ジュ・トゥ・ヴ)
 ~F.リストの作品~
   バラードNo.2
   イゾルデの愛の死(オペラ「トリスタンとイゾルデ」より)
エンディング(モーツァルト:トルコ行進曲)

でした。
急遽参加させていただく事となったので、当日お配りしたプログラムも手書きで、読みにくい文字や文章も沢山あったと思います。今度は事前の準備もしっかりとしておきたいと思います。

今回は、初めてお会いしたお客様ばかりだったのと、帰国後初の演奏の機会だったので、とても緊張しましたが、皆様温かく見守ってくださり、とても気持ち良く演奏する事ができました。ありがとうございました!

今回ご一緒させていただいた二階堂有里さんや、横山草笛本舗♪さんのライヴはとても楽しくて(特に皆さんで体験した草笛は楽しかったですね!)、最後に私が締めくくってしまったのは本当に恐縮ですが、機会があったらぜひまたご一緒したいです。よろしくおねがいします!

DSCN9739.jpg








早速ですが、次回は4月20日(日)にこちらで演奏させていただく予定です。
イタリアのカンツォーネ(ピアノ編曲)なども演奏したいなぁと思っています。編曲、間に合うかな…笑

次回はワンマンライヴですので、盛り沢山のプログラムでお楽しみいただけるよう、頑張って準備しますね!

+ Profile
太田有香
ピアニスト。
旭川北高校、東京芸大を卒業後、イタリアへ留学。ボローニャ国立音楽院大学院を首席修了(110 e lode)。
第1回イタリアピアノコンコルソ・ボローニャ大賞、第23回飯塚新人音楽コンクール・大賞、第4回スキーオ国際音楽コンクール(イタリア)第2位、第15回G.カンポキアーロ国際音楽コンクール(イタリア)第1位及び大賞、特別賞を受賞。
現在、音楽系の企業に勤務する傍ら、演奏活動を展開中。ピアノソロ活動を軸に、古楽器の演奏や室内楽にも力を注いでいる。

Yuka Ota Official Web
http://yuka.ciao.jp/
+ Calender
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
+ Recent Comments
[02/06 Leafman]
[02/06 Leafman]
+ Links
atc
+ QR code
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]