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3年と少しのイタリア留学を終え、2008年より日本に拠点を戻しました。仕事との両立に悪戦苦闘しておりますが、皆様が応援してくださるかぎり、ピアノを弾き続けていきたいと思っております♪ こちらのブログでは、音楽のこと以外にも、感じたこと・思ったことなども綴っていきたいと思います。
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by Yuka Ota - 2008.07.15,Tue

先日、日本演奏連盟のオーディションを受験し、合格しました。
来年1月、リサイタルを開催させていただく事になりました。

≪演連コンサートSAPPORO7≫
太田有香ピアノリサイタル
2009年1月12日(月・祝) 18時30分開演
札幌コンサートホールKitara 小ホール

プログラム
W.A.モーツァルト(リスト編曲):「レクイエム」より <呪われた者どもを罰し><涙の日> S.550
W.A.モーツァルト:ピアノソナタ第8番 イ短調 K.310
スカルラッティ:ソナタ K.406/L.5 ハ長調、K.380/L.23 ホ長調
リスト:ペトラルカのソネット第123番~我は地上に天使を見た(巡礼の年第2年「イタリア」 S.161より)
リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171
   * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
マルコ・エンリコ・ボッシ:うわさ話 Op.77
ワーグナー(リスト編曲):「トリスタンとイゾルデ」より イゾルデの愛の死 S.447
ドニゼッティ(リスト編曲):「ランメルモールのルチア」と「パリジーナ」の2つの主題による奇想的ワルツ S.401
ラヴェル:ラ・ヴァルス~舞踏詩


このような機会を与えていただけて、本当に本当に感謝しております。
日々精進してまいりますので、何卒よろしくお願い致します。

このプログラムをご覧くださった方の中には、私がリストの作品をプログラムに組んだ事に驚かれている方もいらっしゃると思います。今までは、フランスものが中心でしたからね…。今でもフランスもの好きは変わっていませんが(笑)、イタリアに留学して、本当に様々な分野を勉強し、イタリア語で論文を書き、いろいろな方からアドヴァイスをいただき、今新たに、また改めて挑戦してみたいものが出てきました。お客様に楽しんでいただけるプログラムを、と思い、毎回何度も何度も見直して組んでいきますが、今回は私自身の挑戦でもあるかもしれません。そして、その挑戦は、一生続いていくと思っております。
2004年1月12日にイタリアピアノコンコルソがあり、留学の機会を与えてくださいました。その日からちょうど5年、私自身が成長しているかどうか…そこは自信がありませんが、いろいろと鍛えられたと思っています。コンクールの時の審査委員長でもあった、今は亡き中川牧三先生(日本イタリア協会会長)が、ボローニャでの卒業試験にいらしてくださり、とても褒めてくださった事は忘れられません。1世紀以上も生きてこられた方からのお褒めの言葉は、本当に重みのあるものでした。
実は、今年4月に出演した札幌での演奏会の宣伝を兼ねて、3月中旬に毎日新聞に記事を掲載していただき、これからも常に感謝をしつつ頑張っていかなくてはならないなと思っていたのですが、その何ページか後に中川先生の訃報の記事が掲載されていました。本当に驚きましたし、信じられませんでした。
中川先生へ向けて、卒業試験でも演奏した「レクイエム」を、心を込めて演奏したいと思い、勝手ながらも冒頭に入れさせていただきました。


オーディションの結果のご連絡をいただいた時、ちょうど中学の時からの友人と一緒に過ごしていました。結果が分かった後、お祝いをしてくれて、さらにお店の方まで、上の写真のようなサプライズを企画してくださり、とても感激しました!

頑張るぞ
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太田有香
ピアニスト。
旭川北高校、東京芸大を卒業後、イタリアへ留学。ボローニャ国立音楽院大学院を首席修了(110 e lode)。
第1回イタリアピアノコンコルソ・ボローニャ大賞、第23回飯塚新人音楽コンクール・大賞、第4回スキーオ国際音楽コンクール(イタリア)第2位、第15回G.カンポキアーロ国際音楽コンクール(イタリア)第1位及び大賞、特別賞を受賞。
現在、音楽系の企業に勤務する傍ら、演奏活動を展開中。ピアノソロ活動を軸に、古楽器の演奏や室内楽にも力を注いでいる。

Yuka Ota Official Web
http://yuka.ciao.jp/
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